実際の警察官の勤務スケジュール、採用試験合格のポイント、採用後の待遇、休暇の過ごし方、警察学校の裏側、警察官を家族にもつ妻の苦労など、これから警察官を目指すなら知っておきたい実践知識を紹介したサイトです。

まずはイチバン気になる待遇面などから。警察官の勤務時間は、主に2パターンあります。

■三交代制
一つは「三交代制」。勤務の日は、朝の8時半から、次の日の朝8時半までの24時間勤務。そして仕事が終わった日は非番、次の日が休み、という3日をワンセットにしたサイクルです。

たまに休みの日が「日勤」と言って、8時半から17時までの勤務日になるときもあります。
ちなみに警視庁だけは三交代制ではなく四交代制で、泊まりがけの勤務も夕方から翌朝までと、他県の警察ほど長時間の勤務はないようです。逆にいえば、地方はそれだけシビアということです。

■日勤制
もう一つは「日勤制」。8時半から17時までが基本の勤務時間ですが、6日ないし8日のうち1日は当直勤務といって、17時から翌8時半まで夜間体勢で仕事をします。

犯罪や事故が起こるのは夜ですから、この当直勤務の方がキツいようです。当直勤務は、土日は朝8時半から翌朝8時半まで。当直明けの日が平日の場合、仕事が山積みでなければ昼の12時に帰ることができます。

ちなみに三交代制で働いているのは、交番勤務やパトカー勤務の地域課、留置場の勤務員、鉄道警察や、交通機動隊(白バイなど)など。

日勤制はそれ以外の、刑事課や生活安全課(少年係など)、警備課(公安など)、交通課などが該当します。


■イレギュラー勤務や有給休暇など
基本の勤務時間を紹介しましたが、実際はこのとおりに行くわけではありません。例えば大きな事件(殺人や強盗といったような重大犯罪)が起こると、特別捜査本部が出来て、そこに応援に行くなどしなければならないとかで休日がしばらく無くなったりします。また、署対抗の武道大会が近づくと、選手として駆り出されて、仕事の合間や退庁後、休日などに柔道や剣道の訓練が入ったりします……。

逆に休みは、あまり取れない傾向にあります。たしかに上司や同僚に頭を下げつつ休みをとることは出来ますが、年次休暇(有給休暇)を使い切るのはまず無理と考えましょう。
さらに大きな事件があれば、休みであっても呼び出しの電話がかかってきます。

どこかへ旅行に行く際は、事前に行く場所や泊まるホテルなどのスケジュールを書類に書いて、決裁をもらわなければならないという面倒くささ。車で長距離移動する時は、「何時にどこのインターチェンジを抜ける」などの細かい報告が必要になります。普通の人に話したら、たいていこれで驚かれます。しかも、あまり長時間運転するようなスケジュールを提出すると、休憩を入れて書き直してくるように指示されるのだとか(笑)

ですが、スケジュールと違う行動を取っていて、うっかり事故でも起こそうものなら、こっぴどく叱られます。だからウチの旦那はかなり正確に守っています。行き当たりばったりの旅行が出来ないのは、家族にしてみれば窮屈なものですよね……。

次に収入面です。

■給料
まず警察学校時代。いちおう給料は出ているのですが、基本給のみなので、大した額ではないようです。大卒のウチの旦那が手取りで16〜7万くらいだったような気がします。

それが学校を卒業して現場に出ると、給料が結構アップします。
もちろん、休日出勤や残業手当(時間外手当などといいます)の分がアップする訳ですが。旦那は関東でも割と初任給が高い自治体の警察官なのですが、手取りで23〜4万円くらいはもらってきました。大学出たてのぺーぺーにしてはかなりの額だと思います。

ボーナスは年間で約5ヶ月分程度。税金を引かれて夏冬それぞれ40万くらいでしょうか。高いとみるか安いとみるか、それは人それぞれですね。私は給料が少し減ってもいいので、旦那の家族サービスできる時間を少し増やして欲しいと思っていますが。

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